辛かった入院生活

ここしばらく入院しており、ブログの更新が遅れておりました。

子供の頃に扁桃腺の除去をして以来、約20年ぶりくらいの入院生活でした。

 

 

入院の経緯

今年の1月ごろに食事の際に舌の下辺りに痛みを感じたことが最初のきっかけでした。唾液が出てくる管の部分に腫れがあったことから、行きつけの歯医者に行って見てもらいました。

 

そこで「唾石症」という診断をされ、舌下腺と呼ばれる線のところで唾液が固まってしまい、食事などの際に唾液の通りが阻害され、痛みが生じているということでした。

 

自分としても、痛みを感じたものの、病院に行く頃には「違和感がある」というレベルまで症状が収まっていたので、正直軽く感じていました。ただ、僕が行った歯医者では対応ができないということで大きな病院を紹介され、レントゲンなどをしてもらった結果、やはり唾石症ということで、手術して石を取るために入院をすることとなりました。

 

入院生活

入院期間は2泊3日で、手術は真ん中の日という形です。入院の際の部屋が大部屋が空いてるかが当日になるまで分からず、もし個室になるようであれば1日1万円以上かかるということで、受付時間より少し早めに受付に行きました。まだ大部屋が空いていたので、出費が増えずホッとしました。

 

初日、受付後は手術前の診断を受けたくらいで、ほぼほぼ暇な時間を過ごしていました。病院の食事は不味くはないですが、個人的にはボリューム不足で、もっと肉が食べたいと感じました。病院食なので仕方ない面もありますが。

夕食後は下剤と睡眠薬が出ていたので飲み、経口補水液と栄養ドリンクみたいなものを規定の時間までに飲むように言われました。量が多く個人的には結構辛かったです。

 

二日目、手術は午後からということで、午前中は診断が一回あったくらいでやはり暇な時間を過ごしました。午後、手術室に向かう際は、やはり緊張しました。事前に「(かなりの低確率ですが)最悪死ぬかもしれない」という説明を受けていたので、それがより緊張感を高める形でした。看護師の方が声掛けしてくれましたが、外目で分かるくらいだったのかもしれませんね。

 

手術は全身麻酔をかけるやり方で、麻酔を打たれている最中は、腕がジンジンと痛みました。コロナのワクチン売った際の痛みが麻酔が効くまでずっと続いてた感じです。

(当たり前ですが)手術中は意識がないため、手術自体はあっという間でした。術後すぐは、切開した箇所の痛みはありましたが、耐えられないというレベルではありませんでした。ただ、何かの拍子に患部を動かしてしまうと顔をしかめるくらいの痛みが発生していました。また、全身麻酔の際に人工呼吸器を出し入れしたためか、肺や舌の痛みが退院した今も続いています。

 

手術日ということもあり、二日目は絶食ということでエネルギー不足のフラフラな状態で、かつ、普段の生活とだいぶ時間が違うため、睡眠も満足に取れず、更には点滴も繋がれていたので動くこともままならず、夜はだいぶ辛かったです。

 

三日目は朝食が出されました。大きいものは食べられないため、お粥、具材が細かく切り刻まれた味噌汁などが出されました。その後、術後の経過を診てもらい、退院の許可が出たため、退院しました。

帰りも少しフラフラな状態でしたが、バス一本なので、なんとか耐えることはできましたが、こういうときに迎えがないというのは辛いものですね。

金額的な話をすると、(会社員ということで保険に入っています)自己負担額はトータルで約7万5千円くらいでした。

 

退院後

土曜日に退院しましたが、その日は体がふらつき、本調子ではありませんでしたが、日曜日にはある程度回復し、月曜日からは仕事に復帰できました。食事面としては、月曜日まではお粥、お茶漬け、ゼリー飲料などの柔らかいものを食べていましたが、火曜日(今日)からは、普通のご飯を食べ始めることができました。ただ、まだ硬いステーキみたいなものは食べる際に痛みを感じそうです。

 

将来的に

今年は30歳という節目の年なのですが、昔と比べて病院に通う頻度が高まっている気がします。特に歯医者には頻繁に通うようになり、虫歯治療で神経を抜いた歯もあります。また、3年くらい前だったと思いますが、足の指を骨折するということもありました。

今回の経験で手術や入院生活は辛いということを実感したので、将来的に大病のリスクを減らすためにも、更なる健康増進に努めていこうと思いました。